サロン開業・0からのスタート〜地域NO.1サロンになるまでのストーリー『歴史』

初めまして。Luce cuore代表の田谷真里奈です。
今回は私が25歳の時にサロンを自宅の一部屋からOPENした時から
今までの歴史についてお話しできればと思っております。
この記事はお客様向けではなく、
これからサロンを開業する方や、
今現在サロン経営をしているオーナー様の
やる気に繋がったり、自分で出来るかもしれない!
そんな気持ちに
なっていただけたら良いな。
と想いながら書かせていただきます。
現在のLuceの紹介
まず初めに、
現在わたしが経営をしているエステサロンの現状を
お伝えさせていただきます。
私が経営をしているエステサロンは昨年、
年間売り上げは1億円を突破し
2025年の今年は1ヶ月で1000万円目標
としております。
スタッフ人数は正社員で15名。
提供している施術内容は、痩身・肌改善・小顔と
トータルビューティサロンとなっております。
ここまで聞いて、皆さんいかがでしょうか?
自分のサロンとは、かけ離れている。
私のサロンとは無縁の話だ。
と思ったのではないでしょうか?
そう思った方も是非、最後まで読んでいただきたいです。
私は25歳の時にお金もないところから、
自宅サロンをオープンし
客単価は5000円ほどの時もありましたし、
自分の足でチラシ配りをした経験や
物販も全くできない。そんな中でのコロナの完全休業。
そしてスタッフ教育も苦手で、
スタッフが何人も辞めてしまう経験をしてきて今があります。
そんな経験を今日は包み隠さず、お話ししたいと思います。
1、サロン開業のきっかけ
「サロン開業のきっかけ・なぜサロンを始めたのか?」
25歳まで都内の小顔矯正専門サロンでの勤務をしておりましたが、
サロン開業のきっかけは、
結婚を機に地元である茨城県神栖市に
帰ることになったことがきっかけでした。
茨城県神栖市の実家近くにアパートを借りて
自宅の一部屋を
サロンにしようと思いました。
アパートの名は『◯◯荘』という畳の部屋でした。笑
お金もなかったので、
インテリアも入れることができずに、
ニトリで6畳の茶色の絨毯を敷き詰めたり。
畳が見えないように頑張っていました。
ベッドも自動ベッドは買えずに、
1万円の折りたたみベッドを買って
施術をしていました。そんなお金のない私が、
なぜサロンを始めようかと思ったか
というと
近くに働きたいと思うサロンさんがなかったから。
茨城県神栖市はすごく田舎で、
電車も通っていない、
周りは田んぼの地域だからです。
当時はサロンが全くなかったので、自分でやろう。と思いました。
ルーチェに込めた想い
店名をLuceルーチェに決めた時の私の想いは
この田舎の地域で、Luce [イタリア語で光の意味]のように
女性の希望の光のようなサロンになりたい
お客様を光輝かせられるようなサロンになりたい!
そんな想いを込めてサロンをOPENいたしました。
2、自宅サロン時代の実績と悩み
自宅サロンをOPENしたのは
冒頭でもお伝えした通り
私が25歳の時で、お金もなく、お客様もいない
0からのスタートでした。
どこから、何をしたら良いのか分からない私でしたが
まずは、
学生時代の友人を無料で施術をさせていただき
Instagram等で宣伝をしてもらいました。
それだけではお客様が来ない。そんな日々が続き
次に私がしたことは、
同じ地域で商売をしている先輩方の
美容室や、ネイルサロン、まつ毛サロンや、喫茶店、飲食店に
チラシとお菓子を持って「近くでエステサロンを始めました!
一生懸命やりますので、施術をさせてください」と
まずはサロンへ来ていただきました。
そして、お客様を紹介してください。とお願い
をさせていただきました。
お客様が満席になるのを目標に
本当にがむしゃらに
何でもする!そんな意気込みだったな。と
今は振り返る事ができます。
来ていただいたお客様、紹介してくださったお客様に
本気で向き合っていると
リピーターのお客様でサロンは3ヶ月後には
満席サロンとなっておりました。
しかしながら、私が出来る施術は
40分 5500円の小顔矯正のみ。
毎日休まず、冗談抜きに365日営業をし、
多い時では10人ほどの施術をする日々。
1ヶ月で200人ほどの施術を1人でしていて
私の手は限界でした。
腱鞘炎になり、夜にお風呂に入りながら
髪の毛を洗う手が上がらない、
ドライヤーも重たく感じ、
気付いたら、悩みが尽きないサロン経営をしていました。
3、スタッフ雇用してサロンを作る
自分の体力、手の限界、売上の限界を感じていた私は
スタッフ雇用をすることを決めました。
最初に雇い入れをした子は、通ってくださっていた
お客様の中から私から声をかけさせていただき
初めてのスタッフ雇用がスタートしました。
一言でいうと、スタッフ雇用は私には向いていない
と感じました。
理由は、自分と同じことがスタッフができない葛藤や
伝えないことが伝わらない
伝えたい気持ちと伝わり方が違く、
言葉選びを変えてみたり、
気を遣って態度を変えてみたり。
悩みばかりでした。
スタッフ雇用は本当に私には本当に難しく
自分の無力さを日々感じ、
自信を失うほどの出来事もありました。
そんな中でも、
お客様は絶えず毎日たくさんのお客様が
ルーチェに来てくださり、
1年目にすぐに自宅サロンを辞め、アパートにサロン移転。
それから、すぐに
アパート1軒ではお客様予約が対応しきれず
アパートを並びで2軒借りるなど。
移転は2回ほどさせていただきました。
移転の際には、
どんどんとインテリアにもこだわることができたり
小顔矯正だけだったメニューから
痩身マシンの導入、肌改善メニューの導入など
どんどんとサロンは大きくなっていきました!
4、離職と向き合った想い
ここまで読んでいただくと、
サロン経営は順調にいっているんじゃないか?
と思っていただけると思います。
ですが、当時の私は毎日自分で施術をMAXして
休みもなく、体は限界の日々は変わりなく
満身創痍の状態でお客様に全力で向き合っておりました。
スタッフは3人〜4人と増えてきておりましたが、
退職をしてしまうスタッフは絶えず。
スタッフ雇用は苦手のままでした。
いつも私の心では、
「大事だったのに」辞めてしまった。
その繰り返しでした。
そんな時に、一番大切にしていたスタッフの離職を
経験しました。
この経験が、私の心を変えました。
私が心を変えなければ、この先も何も変わらないと。
スタッフは私と同じでなくて良い。
スタッフ一人一人の良さを引き出せるオーナーになりたい。
自分が輝くのではなく、
スタッフを輝かせられる人になること。
を決めました。
ですが、その反面で
私が成長をし続ける以上、
どんなに大好きだった人でも
同じ目標を持てなくなった時には
私の船から降りる時もある、執着や依存をしない
心の強さも必要だ、と感じることができました。
スタッフ教育や、
離職で悩まれているオーナーさんがいましたら、
スタッフの退職で
自分はそこから何を学べるのか、
この経験は自分の成長にとって
どういう意味があるだろうか?と考えてみてください。
そして、人は人でしか磨かれません。
一人では何も出来ません。
スタッフの皆の長所を最大限に活かし
サロンをどんどんと大きくしていってください。
スタッフの離職でトラウマになっていることが
あっても大丈夫です。自分の捉え方が変われば
また良いご縁がやってきます。
私もたくさんの経験をしましたが、
今はスタッフ育成が
一番の得意分野だと言えるくらいになりました。
是非恐れずにチャレンジしてください!
5、繁盛サロンへと変わる転機
やり方の見直し
繁盛店サロンの定義は人それぞれかと思いますが
私が、サロン経営についてより深く真剣に
考え始めたきっかけは
コロナでの全面休業3ヶ月でした。
世の中はコロナが蔓延したとき
私たちルーチェも3ヶ月の休業をしました。
休業を明けて、お客様と再会した時の私が
感じたことは「なんて事をしてしまったんだろう」です。
その理由は、
痩身エステで来てくれていたお客様のお身体
肌を診させていただいていたお客様のお肌を
見た時に、ボロボロだったからです。
もっと、その理由を話すと
そのボロボロにさせてしまったのは
私が、自宅でできるセルフケア方法や
ホームケア商品をお伝えをしていなかったからです。
私は、コロナの前までの経営ではホームケア商品
謂わゆる「物販」をしてきませんでした。
理由は、自分が商品を販売する事が苦手だったからです
苦手意識はどこからくるかと言うと
販売したらお客様に嫌われてしまうかも?
と思っていたからです。
でも、コロナの休業明けのお客様の
ボロボロになった体型、ボロボロになったお肌を
見たら、私はなんて事をしてしまったんだろうと。
思ったんです。
私が、自分の苦手意識だけで
お客様にホームケアをしなかったことを後悔しました。
エステサロンに来ていただいて施術で綺麗にする
のは当たり前、そして本当のお客様想いのエステティシャンは
施術のあとのホームケアまでお伝えするはずだ。
と気持ちも1から変えていきました。
経営者としても、サロンの方針を
ルーチェでは、お医者さんと同じ気持ち、志を持ち
施術(診察)×ホームケア(処方)までを行う
その場だけの効果でなはく、
本当の結果出しサロンになる事を決めました。
その気持ちに私が変われたことから、
サロンのお客様の結果も
今まで以上に出すことができ、
お客様満足度も上がり
客単価1万円だったサロンが客単価4万円以上
の繁盛店になっったと感じております。
私と同じように
今は物販をやっていないサロン様
苦手だと感じているエステティシャンの方
これからサロンで物販強化をしたいと
お考えのサロン様いらっしゃいましたら、
是非目の前のお客様の本当に
なりたい姿を想像してみてください。
私たちの施術だけでは限界があるはずです。
1ヶ月が30日間あるとしたら、
私たちが会えるのは多くても3〜4回くらい。
残りの25日間以上のことまでサポートできる
そんなサロンになれたら
もっともっとお客様との信頼関係は深まり
結果、売上の量も倍になっていくはずです。
6、実際にやった集客の工夫
集客。みなさんサロン経営において
お悩みNO.1なのではないでしょうか?
しかしながら、私は集客を大変とマイナスに
考えた時はありません。
どちらかと言うと、集客は「楽しい」です。
なぜかと言うと、私はお客様を綺麗にしたくて
この仕事を始めたので、
集客=お客様をまた綺麗にできる
と考えています。
もちろん、集客のやり方のコツはあると思います。
時代の流れの変化もありますし、
SNSの普及が進み苦手な人も
いるのではないかと思いますが。
自分の手でお客様を変えてあげられる
その喜びをもう一度、思い出して
集客は大変とマイナスに考えずに出来れば
お客様はやって来ています。(本当かよ。と思う人もいそう笑)
*集客についてはまたセミナーなどでお話しします
(ここで書くと長くなってしまうので1からお伝えする会
を楽しみにしていてください^^)
7、地域一番店になれた理由
私が25歳の時にサロンをOPENした時は
近くにエステサロンは全くなかった状況でしたが
今では、神栖市の田舎の地域でも
40軒以上のサロン様があると認識しております。
まず、他のサロン様と比べて、うちのサロンはどうか
などといった気持ちを一切持たない。
この心の持ち方が大事だ。
ということをお伝えさせていただき
差別化ポイントとして挙げさせていただくとするなら
サロンの中にいるスタッフの「人としての在り方」
だと思っております。
似たようなメニューや、同じぐらいの金額のサロンは
たくさんあると思いますが、
やはり人としての在り方に魅力を感じ
お客様は長く通ってくださると思います。
お客様との関係は
初回のご来店時にお会いした時から
一生のお付き合いをさせていただく。
そんな気持ちで関わらせていただいております。
ただのエステティシャンでなはく
人と人の関わりを大事にし
どれだけ愛を込めて施術をできるか
どれだけ愛を込めて関わらせていただけるか。
だと思っております。
結果を出すことは当たり前なのですが
愛のない施術は結果が出ないことも知っています。
8、スタッフ教育で大事にしていること
スタッフ教育が苦手だった私ですが、
今では社員数15名のエステティシャンの皆と
働かせていただいております。
教育の仕組みもしっかりしてきました。
マニュアルが一切なかったところから、
自分ができることが
スタッフが出来るわけじゃないことを学び、
1から教えるマニュアルを作成すること。
全員で100パーセントになれば良い。
むしろその方が上手くいく。
という考えを皆が今は持っております。
そして、一番大切なことは
スタッフ一人一人の将来を見据えたビジョンを
一緒に描いて、目標設定を明確に共有しております。
なんでも話す、なんでも聞き合える、
自分の短所は誰かの長所で補ってもらい
自分の長所で誰かの短所を補う
そんな信頼関係が生まれております。
でも、同じ目標を志し、それぞれの将来を応援
しているからなんだと思います。
9、ルーチェの1日(ルーティン)
ここで、急にルーチェの1日のルーティンを紹介
しようと持ったのですが、文字制限になってしまい
次の投稿などでお伝えしていきますね。
1日のルーティン。とっても大切なので^^
10、今後のビジョン・想い
最後に今後のビジョン、
想いを簡潔にお伝えさせていただきます。
私、そして私たちルーチェは
ここでは書ききれないくらいの
失敗体験、成功体験をしてまいりました。
その経験を全国のサロン様にお伝えしていきます。
Luceルーチェの意味は光のように。
今後は、全国のサロン様、
その先にいるスタッフの皆様やお客様を
光輝かせられるような
希望の光のような存在でいたい。と想っております。
数年前の私のように、1人でサロンをしている方や
スタッフ育成で悩まれているオーナー様
物販が苦手だと感じるサロン様の
何か良いきっかけに
この記事がなれたら良いな思います。
長くなりましたが、最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
*本当はもっともっとあるので
またゆっくり聞いてくださいね^^
サロン経営、楽しくて仕方がない!
そんな風になれるまで一緒に頑張りましょう♪
サロンのことでご相談がありましたら
是非ご連絡くださいね。